こんにちは。ぺこです。
今回は一級建築士製図試験の際に使用した製図道具(筆記具編)について解説します!
学科試験の即日採点で合格が確定すると急いで製図道具の準備が始まりますよね。
揃える道具の種類が多すぎる…
手っ取り早くオススメのものを知りたい!!
今回はそんな方のためにオススメの道具を厳選して紹介します!
ぺこについて
・令和2年度 一級建築士学科試験 合格🌸
・令和3年度 一級建築士製図試験 合格🌸
・学科、製図ともS学院に通学
シャーペン
使用場面
0.7mm
補助線〜断面図まで
0.5mm
外構〜補足・植栽
記述
オススメ商品
オススメのシャーペンはこちらの2種類です!
文房具店に行くと製図用シャーペンの種類は本当はもっとありますが、ほとんどの人が製図の勉強をしていくうちに大体この2択に落ち着いてきます。
- ステッドラー 製図用シャープペンシル
- ぺんてる グラフ1000(フォープロ)
ステッドラー 製図用シャープペンシル
こちらは男性にオススメです。
重さが17gと少し重ためかつ持った感じは少し太めな印象です。
軸はアルミ製なので少し硬さを感じますが、低重心なので安定性は抜群です!
グリップ部分には滑り止め加工がされているので、手が汗ばんできても滑ることはありません。
ぺんてる グラフ1000(フォープロ)
こちらは女性にオススメです。
重量は11gと持った感じかなり軽く感じます。
軸は再生樹脂製なので冷たさ、硬さはなく指も痛くなりにくいです。
軸径も細めのため女性にはとても握りやすいと思います。
グリップ部分はラバーの滑り止めがついており、滑りにくくなっています。
0.7mmと0.5mmを使い分けかた
0.7mm
図面の最重要部分である柱や壁などの躯体を書くために使います。
濃く描くことで密な図面になり印象度が上がります。
0.5mm
主に装飾用として使います。
躯体線とのメリハリを持たせることで、図面の見やすさが格段に上がります。
記述まで製図用シャーペンなのはナゼ?
本試験の記述の回答用紙は厚紙なので、一般的なシャーペンだと食い込んでかなりの確率で芯が折れてしまいます。
なので、記述も製図用のシャーペンで書くと持ち物も少なくなり一石二鳥です!
また、女性に多いですが、筆圧が弱めな人は躯体を書く際に0.9mmを試してみるのもオススメです♪
シャーペン芯
使用場面
シャーペンと同じ
オススメ商品
Uni シャープ替芯 2B
シャー芯はUniこの一択です。
Uniの芯は他メーカーと比べて、とにかく滑らかで濃くかけます。
また、製図用紙に食い込みにくく、つっかえて折れてしまうこともありません。
なぜ2Bなのかというと、HBでは図面の印象が薄くなりますが、逆に2B以上だと芯が柔らかいので折れて図面の汚れの元になるためです。
講師から図面をもっと濃く書くように言われても、芯は2Bのままでシャーペンの太さを変えるようにしてみてください。
シャーペングリップ
使用場面
シャーペンと同じ
オススメ商品
ナカトシ産業 ソフトグリップ
シャーペンにつけてみるとこんな感じです。
作図は長時間かなりの力で握り続けるため、指を痛めやすくなります。
その際はナカトシ産業のソフトグリップを使用してみてください。
最初は「本当にこんなので大丈夫?」と思うかもしれませんが、びっくりするほど疲れないし、滑りません。
小学生の使用するぐにゃぐにゃした鉛筆グリップだとすぐズレてしまうのであまりオススメしません。
また、鉛筆グリップのような正しい持ち方用のくぼみがないのでとても使いやすいです。
蛍光ペン
使用場面
読み取りエスキス(窓や柱、植栽のマーキング)
オススメ商品
ぺんてる ハンディラインS 5色セット
蛍光ペンもこの一択!
製図試験は1秒も無駄にできない試験なので、キャップを開けてる時間なんてありません。
ましてや、キャップを落として拾うなんて最悪。。。
ぺんてるのハンディラインはノック式なのでキャップを外すことなくワンタッチでペンを使えます。
受験生の90%はハンディラインを使用していました。
マーカー
使用場面
エスキス(法規関係のマーキング)
オススメ商品
ゼブラ クリッカート(赤・青)
マーカーに関しては使う人、使わない人が半々に分かれます。
エスキス時に大事な法規関係の内容を目立たせるために、蛍光ペンではなくマーカーを使用します。
クリッカートもノック式なのでキャップを外す手間が省ける優秀な商品です。
発色がとても良く、アイキャッチとして最適なマーカーです。
エスキス用紙はペラペラの薄紙なんですが、このペンだと裏うつりしないのでオススメです。
ゲルインキボールペン
使用場面
読み取り、最終チェック、エスキス(1/400の敷地境界線、通り芯)
オススメ商品
パイロット フリクションボール4
実際使用するのは赤・青色のみになりますが、4色入るフリクションボール4にすると予備をもう1本ずつ入れられるため、あえて4を使っていました。
2色のみのフリクションボール2よりも太さがあるので、持った時の安定感からも4にすることをオススメします。
消しゴム
使用場面
エスキス、作図、記述
オススメ商品
- トンボ ダストキャッチ
- ぺんてる クリックイレーザー
トンボ ダストキャッチ
トンボのダストキャッチは学科試験の時から愛用している商品です。
1番の特徴は消しクズがとにかくまとまりやすい!
まとまり方も大きめにまとまるので、図面に細かな消しクズが残って、何度も製図用ブラシを使うなんてこともありません。
ブラシを使う時間も結構タイムロスになるので、消しゴムもこだわって選んでみてください。
ぺんてる クリックイレーザー
作図中に細かな部分を消したい時に使用します。(記述でも使うことあります)
製図用字消板を使用するよりもクリックイレーザーを使う方が、消す部分が見えやすく、直感的に消せるのでオススメです。
消しゴム部分は収納式になっており、カッターと同じような仕様になっています。
ただ、この消しゴムは消しクズが細かいので、使うたびにブラシが必要になります。
使用する際はミリ単位の修正のみにした方がいいです。
ペンケース
使用場面
最初から最後まで
オススメ商品
コクヨ ネオクリッツ
ペンを収納したらこんな感じです。
ペンケースは立て置きがオススメです。
私は製図道具一式を入れるプラケースにそのまま入れて使っていました。
なかでも、ネオクリッツは安定性が高く、布製の柔らかい生地なのでかさばらない点がGOOD!
1番のポイントはケースの上半分が折り返せる仕様になっているので、ペンケースの中身が見やすいことです。
また前面ポケットが付いているので、シャー芯や消しゴムなどの小物入れとしても使えます。
コンパス
使用場面
作図(円指定がある場合)
オススメ商品
何でもOK!
コンパスってどこで使うの?って思った方もいると思います。
課題によっては「◯◯広場:◯mの円が1つ以上入る広さ」と指定される場合があります。
テンプレートについているサイズの円なら問題ないですが、大体テンプレートにはない大きめのサイズで指定されることが多いです。
その際にコンパスを用いて、指定サイズの円を書き、課題文をクリアしていることを証明します。
コンパスは何でもOKなのは、課題文に指定がある場合のみ(1つの円しか書かない)ためです。
使うかどうかも分からないコンパスにはあまりこだわる必要はないと思っています。
家にあるものを持っていれば十分です。
ちなみに私が使っていたのはこちらです。
タケダ スクールコンパス
こちらは専門学校時代に購入したもので、あったから使ったと言う感じですね。
以上、筆記具編でした!
次回は周辺小物(必需品)編について説明します!
ここまで読んでくださりありがとうございました♪
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